香港の電車(TRAMほか)
香港島のTRAM
香港へは仕事で行ったので帰る日の前日夜になんとか一部区間だけ乗ることが出来ました。付き合った連中は仕事に疲れて電車に乗ったら直ぐに居眠りする状態でお気の毒でした。夜に走っている電車からデジタルカメラで写真を撮ったので手ぶれがひどくてあまりまともな写真はありません。(2003年12月)
香港島のこの路面電車は1904年に作られました。香港島の北側の市街地を西はKennedy Town (堅尼地域)から東は Shau Kei Wan(Shau箕灣)までを徳輔道中、金鐘道、荘士敦道、軒尼詩道などといった名前の道を走っています。一旦乗ったら降りるまで一律2HK$(為替レートは変わるので微妙なところですが30円くらい)という安さで乗り放題です。
ビクトリアピークへ上るPeak Tramというのもありますが、これに乗るだけの時間的余裕はありませんでした。
Central(中環)あたりから西へ向かう電車に乗って終点で折り返し、Wanchai(灣仔)あたりで降りるという時間の制約の中で中途半端な乗り方になってしまいました。Centralからしばらくは夜も10時前後だから?乗客も多くすぐには座れないくらいでしたが、Sheung Wan(上環)あたりでかなり降りてしまい、終点のKennedy Town まで行く人は少なく、ここから乗ってくる人もほとんどいませんでした。
二階の進行方向の端の席にうまく座れたので、夜の香港のちょっと寂しい通りを満喫できました。
電車は、運転席が片方向(当然進行方向側)にしかないので、終点はループになっていてここをくるっとまわって向きを変える仕掛けになっています。
車両は結構新造車もあってバラエティに富んでいます。新しい車両はエアコン付きで、椅子も単なるプラスチック製のものよりは良さそうでした。車両の写真はここに豊富に紹介されています。
西行きの場合、Sheung Wanで電車は北(右)へ曲がりマカオ方面のフェリーターミナルの近くへ出てまた西(左)へ曲がります。この一ブロック分だけは、西行きと東行きではブロックの西側・東側の道に分かれて走ります。この道はほとんど専用軌道の様相です。線路からみるとここのブロックをまわることで方向転換出来そうです。
その他の電車
MTR:地下鉄:Tsuen Wan Line(荃灣綫)の車内
Airpoer Expressの車内