近鉄北勢線 (Page 2)
&は近鉄(標準軌:1435mm)、中央はJR(狭軌:1067mm)、右端が軌間762mmの北勢線です。
西桑名駅
西桑名駅
西桑名駅の手前(駅の南)にある踏切。一番手前が北勢線、次がJRで、その先の点滅中の警報機は近鉄名古屋線用。
JRと近鉄の間には、JRの遮断機と近鉄の遮断機があり、この間に自転車一台分位のスペースがあります。近鉄の踏切で待っている間に手前のJR+北勢線の警報が鳴り出したら(あるいはその逆)、前後の遮断機が下りてこの間に閉じこめられてしまいます。運悪く次々と電車や貨物列車が来て、その狭い場所に何分も閉じこめられたままになっている人を見かけました。
JRと近鉄を越える陸橋より
陸橋の下から(橋脚は明らかにJR側が古い
橋を越える電車(mp4)
桑名駅JRプラットホームより北勢線西桑名駅を望む.。
乗り換えには、一旦改札を出て200m(と駅の案内板に書いてあります)位歩く。
この位置関係なのに「西桑名」という別の駅にさせられてしまっているのが哀れ。ただし、これには事情があります。昔はもっと海側(東)の国道1号線を渡った先に桑名京橋というターミナルがあり、旧西桑名駅は現在のバスターミナルのあたりに東西にプラットホームがのびる形だったようです。この間の路線は1961年に廃止されました。これについては3ページ目で扱います。
現在の西桑名駅は近鉄、JRの桑名駅と平行にプラットホームが設けられ、同じ構内にあるといってよい位置にあります。
おまけ:近鉄桑名駅の養老線電車。こちらは狭軌。