東武鉄道 伊香保電車
伊香保駅の跡を訪ねて
渋川から伊香保へ向かう県道「渋川松井田線」に面しているので伊香保に行ったついでに眺めてきました。
目印はホテル木暮の看板で、原沢病院という靴を脱いであがるという家庭的な病院の東側になります。バスの停留所は「榛名登山口」です。
山側は現在もそのままでしょうから、写真で見る駅の様子から考えると、道路側にもう少し駅が出っ張っていたのではないかと思います。
誰が作ったものか、なんと案内板のようなものが出ています。
その道を下って行くとバスの停留所一つ分は線路跡が道になっていますが、「見晴下」バス停からの先は不明。
徳富蘆花記念文学館の企画展示室に伊香保電車の資料が展示されていました。(常設展示ではなさそう)
昭和15年10月10日改正の時刻表が展示されていましたが、ほぼ午前6時から午後7時台まで約1時間に一本の運転だったようです。
簡単な伊香保電車の歴史
- 1910年(明治四十三年)
- 伊香保電気軌道株式会社として開通
- 1927年(昭和二年)
- 東武鉄道株式会社買収
- 1956年(昭和三十一年)
- 廃止
(記:2003年11月)