三岐鉄道
もう一つのお隣さん-三岐鉄道
2002年7月記
三重県北部の近鉄沿線ご近所さん、三岐鉄道です。藤原岳でとれる石灰岩を原材料に小野田セメント藤原工場がセメントを作り、その輸送のために三岐鉄道が建設され1929年に開通しました。当初は、関ヶ原まで結ぶ計画だったとか。小野田セメントは現在は太平洋セメントになっています。
近鉄富田は桑名と四日市の間に位置します。旅客扱いは、近鉄富田と西藤原間ですが、貨物はJR富田にも近鉄富田-大矢知間にある信号所から分かれて接続しています。近鉄から見るとほぼ直角に立体交差するこの線はなかなか壮観です。
JR富田に旅客用電車が乗り入れていた頃の様子はこちらからどうぞ。
電車は西武からのお下がりです。ここまで来ると「所沢」の名も懐かしく感じられます。
車内は、近鉄の車両よりも広く感じられます。