乙訓のあたり
京都府と大阪府の境のあたり。水無瀬から向日市あたりまで
関大明神
山城と攝津の国境で関所跡らしい。
ちょっと見、なんだかわからないが覆屋が本殿を総て覆っている。
道路突き当たりは天ぷらで有名な三笑亭。
落語とは多分無関係。
西国街道は右にまがり、左へ行くとJR山崎駅。
ここから西は摂津国という表示はない。
水無瀬離宮跡
大山崎駅の案内標識?
昭和14年に建てられたものというところで時代背景が察せられる。
西国街道からの入り口。
この鳥居は戦後のものだが、それ以前はあったのか?
明治に神社にされてしまったが、もともとは仏式だった。
そのためか、神社らしくない境内。
後鳥羽上皇が造った水無瀬離宮の跡。
後鳥羽上皇の遺詔で離宮跡に御影堂を建てた。
環境省選定名水百選に選ばれた「離宮の水」。
粟辻神社
在原業平を主人公にした?伊勢物語の第八十二段に水無瀬に惟喬親王の離宮があったと出てくるが、粟辻神社は惟喬親王の子孫という粟辻一族の神社。この周りに粟辻○○に看板が幾つか見える。
惟喬親王は文徳天皇の第一皇子だが、太政大臣藤原良房の娘が産んだ惟仁親王が清和天皇となってしまったという権力闘争の犠牲者といった人。