武蔵境の杵築神社と観音院
杵築大社
杵築大社は出雲大社のことで、ここらは江戸時代に松江藩主松平直政(1601-1666)が鷹狩の時に使った別荘としての下屋敷があり、松江藩から出雲大社の神様を勧請して建てたもの。
出雲は四拍手だが、ここは二拍手と掲示している。出雲大社教に属していないということか。
お稲荷さんは松平直政の屋敷に祀られていたというが、通りの向かい側に松平稲荷社というのもある。
富士塚
明治十四年に造られたという。庶民信仰は明治時代に入っても江戸時代の延長線上にあったのだと改めて気付かされる。
栄見山観音禅院
観音院は曹洞宗の寺院。
武蔵境駅南口すぐとは思えない落ち着いた雰囲気。ただし、南口は開発が遅れていたところで駅前繁華街のようなものがない。道路は整備されていて、新興住宅地の風情。