纒向遺跡

邪馬台国の祭祀の場ではないかという説もあるが、行ってみると「思ったより小振りな遺跡だな」というのが正直な感想。
集落と言うよりも祭祀の場であったと考える方が妥当な感じがする。

箸墓古墳

倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)という孝霊天皇という欠史八代の内の一人、第七代の天皇の娘の墓ということで、宮内庁が立入禁止にしてしまっている。
紀元前3世紀の弥生時代～古墳時代初期に存在したとは到底思われない天皇の娘の墓を発掘させない宮内庁は、古墳を乱開発から保護してきたとはいえ、日本古代史研究の最大の障害でもある。
まあ、大物主と倭迹迹日百襲姫命の話は面白いけど。

ホケノ山古墳

「古墳」の定義にも依存するが、古墳時代でも最も初期の築造と言われるホタテ貝型の古墳。上ツ道を渡ったすぐ西側の箸墓古墳に比べるとかなり小さい。

古墳の上から南には大神神社の鳥居が見える。