瓢箪山稲荷神社
近鉄奈良線瓢箪山駅の南東にある辻占総本社として有名な神社。
右下の写真は、江戸時代に通行人がしゃべっている言葉の内容から占う辻占いが行われていた東高野街道(国道170号線の旧道)からの参道。
明治に入ってから辻占として瓢箪山稲荷神社が行うようになった。
瓢箪山稲荷神社は瓢箪山古墳(山畑52号墳)の西斜面にある。
瓢箪山古墳と呼ばれる古墳はあちこちにある。前方後円墳や前方後方墳をイメージしてしまうが、ここは古墳が鬼塚と大塚という双円墳で形が瓢箪に見えるのが名の起こりらしい。山畑古墳群という群集墳の一つ。
左の写真は本殿。
現在は、神社の東側の道で占う。
まず、社務所でお金を納めて右下の用紙をいただき、家内安全とか、心願成就などの「お願い事」を記入する。それから、本殿前左にある御神籤箱からみくじ棒を引く。一、二、三の三種類しかないので、用紙の番号に丸を付ける。そして東の参道の入口の占場で出た番号の(一なら最初に通った人、二なら二番目に通った人、三なら三番目に通った人)通行人の外見を用紙に記入する。そして社務所にもどって宮司さんに占っていただく。