矢田山金剛山寺(矢田寺)
矢田山金剛山寺は、寺伝では天武天皇の勅願で開かれた真言宗寺院。
平安前期に
紫陽花が有名で、様々な種類の紫陽花を見ることができる。
現在は四僧坊の独立性が高い感じで、企業連合体のような感じさえする。
石燈籠の向こうに見送り地蔵。
大門坊の聖天さん
大門坊
念仏院
近鉄郡山駅までも遠いが、
近鉄奈良線の富雄駅まで歩く!?
紫陽花に囲まれた味噌の味を良くしてくれる「味噌なめ地蔵」
本堂
本堂には、中央に木造地蔵菩薩立像、向かって右に多分元々御本尊だった木造十一面観音立像、左に吉祥天女立像と三体が安置されている。その手前左右には、唐招提寺講堂の持国天と増長天に体形などが似ているので元は一緒だったのに離れ離れになってしまったのではないかという広目天と多聞天が安置されている。江戸時代に描かれたという板襖絵の十六羅漢図は彩色が鮮やかに残っている。本尊の背後には試みの地蔵。地蔵尊像はどちらも来迎印。
本堂裏の墓地は僧侶の墓か?昔の絵図では、この南に阿弥陀堂があったはずだが。
鐘楼
開山堂
北僧坊
閻魔堂
南僧坊
大きな木造閻魔王倚像が安置され、左右に十王のその他の面々が並んでいる。
舎利殿
大師堂