岐阜城、井ノ口
岐阜バスのメルセデス・ベンツ製連節バス「清流ライナー」
料亭「萬松館」の門
岐阜公園
菊人形・菊花展は10月下旬の日曜日から一か月間開かれる。
名和昆虫博物館
財団法人名和昆虫研究所の附属施設として設けられた。この建物の設計者は、島津製作所河原町別館(現FORTUNE GARDEN KYOTO)などを設計した武田五一。外観は白煉瓦造とおしゃれ。展示はギフチョウなどの蝶の他、金属色に輝くコガネムシ科仲間など、意外に色鮮やかなものが多い。2階の柱は唐招提寺金堂・講堂の解体修理時に白蟻被害木(約1200年前のヒノキ材)を名和昆虫博物館が引き取ったもの。
名和昆虫研究所記念昆虫館
昆虫学者でギフチョウの再発見者(命名者)として知られる名和靖(安政四年(1857年)~大正十五年(1926年))が設立した研究所。こちらの建物も設計は武田五一でこちらの外観は赤煉瓦。
麓の織田信長居館跡。
斉藤氏居館跡。
2015年秋現在も発掘調査が行なわれている。
岐阜城
ロープウェイの山頂駅は山頂ではない。標高329mの金華山山頂の天守閣を目指してしばらく歩く。
麓から徒歩で登山するのも良さそう。
左写真は「天下第一の門」。
天守閣からの眺めが良い。
東北東:御嶽山が見える日もあるらしい。
東:
南:桑名まで見えると書いてあったが霞んでいる。
西
西北:鷺山城があった鷺山や、船来山古墳群が見渡せる。
長良橋近くには観光用鵜飼の船が並んでいる。
岐阜城は建仁年間(1201年〜1204年)に当時稲葉山と呼ばれていたこの山に二階堂行政が砦を築いたのが始まりとされるが13世紀後半に廃城になった。応永年間(1394年〜1428年)に守護土岐氏の守護代だった斎藤利永が修築した。永禄十年(1567年)に織田信長が入る。信長は天正四年(1576年)に安土城に移っている。慶長六年(1601年)に徳川家康は奥平信昌に加納城を築城させ、岐阜城は廃城となった。
御嶽神社
石垣・井戸跡
金鳳山正法寺
大仏の内部は木組みで、表面は竹を編んだ上に粘土を塗り、お経を書いた美濃紙を張った上に漆を塗り、金箔を貼ったもので、乾漆と言えば確かにそうだが、粘土はそれほど厚くはなさそうで、いわば巨大な張り子のような造りに近いのではないだろうか。
天保三年(1832年)に、38年がかりで完成。像の高さは13.63mある。盧舎那仏ではなくて釈迦如来坐像。
大仏堂の高さは25.15mある。
金鳳山正法寺は黄檗宗寺院。
本堂内側左右の壁面には五百羅漢。
多宝塔と書いてあるが宝篋印塔だろう。ここから南の伊奈波神社にあったものが明治初期の神仏分離でここに移されたと書いてある。造られたのが近世なのは様式的に間違いない。
鷲林山常在寺
上の説明にあるように斎藤家の菩提寺。日蓮宗妙覚寺の旧末寺。