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8mbのメモリのノートpcをdhcpサーバにする

ノートパソコンをサーバにするとよさそうな事は、

  1. デスクトップ型に比べて、音が静か:ファンが付いていないならばの話ですが。
  2. バッテリーが付いているので、瞬停も含め停電に強い。
  3. 省スペース
  4. 暇なときは寝ていてくれる:apmなど節電の仕掛けが付いているから、つけっぱなしでも構わない?

などが、考えられます。

我が家のpamlico君は、メモリ 8mb,hdd 120mb, i486sx-25mhzというスペックで、ほとんどご隠居の身でした。
4月(98年)のjusの勉強会でdhcpについて聞いたことも刺激となって、会社と家との間で持ち歩いているpcのipアドレスを定義しなおさなくても済むdhcpを(会社では既に使っているので)我が家でも使えるとお気楽だな......という安易な発想で、このpcをdhcpサーバにしようと企てました。
linuxのdhcpサーバとしては、iscのものがあり、これを使う事にしました。

  1. 私はノートパソコンへlinuxをインストールする常套手段としてnfsを使うのですが、このpcはfddがpcmciaインタフェースでの接続で、その場合二つあるスロットの0にfdd用カードを入れると1も使えなくなってしまうので、そうかといってdosパーティションを作るほどhddにゆとりはなさそうなので、結局fdからのインストールとなってしまいました。それでも、slackwareですとディスクセットaとnだけ入れてそのあとnfsをマウントすればよいはずなので、大した手間ではなさそうなのですが、そうはいかなかったのです。結局、ap、d、kなどもfdから入れるはめになりました。何故かは以下で説明します。

    まずfdiskでパーティションを切りますが、実メモリが8mbの場合、swapはどれ位必要でしょうか? カーネルを再構築するためには、どうも30mb位は必要みたいです。最初はswapを16mb位にしたのですが、make zlilo のfddやhddあたりでswapを全部使い切ったといって途中で止めてしまいます。少しずつswapを増やして、最終的にはtopで見ると、実メモリでlinuxが使えるのが6.8mb、swapは32.2mbでカーネルの再構築その他が問題なく出来るようになりました。

  2. カーネルの再構築では、いらないものは極力nにして、それでもnfsやfatのファイルシステムは使えるようにしました。fatは、fdからのインストールに必要です。ここでメモリが8mbしかないのですから、ip:allow large windows (not recommended if <16mb of memory) はnにしました。
  3. これでカーネルの再構築をして、立ちあげるデーモンも厳選したのですが、nfsでマウントしたcd-romのファイルが7つまでしか見えません。slackwareのディレクトリにはa1、a2、.....と小割けディスクセットのディレクトリが並んでいますが、lsを入れるとハングアップ状態になってしまいます。
  4. この問題は、最初はtcp/ipの話かと思ってmake config や/etc/rc.dの中をゴネゴネ眺めたりいじったりしていたのですが、2週間くらいたって、突然、「これはpcmciaの問題かな?」と閃いたのです。イーサネット・カードをacctonから3comへ変えても変化がないので、これも外れだったかと思いかけたのですが、pcmcia-howtoを眺めていて、「タイミング」の記述を見つけ、rc.pcmciaのpcic_opts=に"cmd_time=16"を入れてみました。これはgateway2000 liberty用として例示してあったのですが、これが大正解。この問題はあっさり解決しました。ただし、私のlibertyは、これを追記しなくても問題なく使えています。
  5. その後、時々探しにきたdhcpクライアントが見つけられないことがあり、cmd_time=24に変えて落ち着きました。
  6. linux never sleeps, but . . .    ノートパソコンは節電機能があるからつけっぱなしのdhcpサーバにはうってつけかと思うと....そうではなくて、クライアントからお呼びがかかった時、寝ぼけ眼で起き出したのでは反応が鈍くてクライアントが諦めてしまいます。今のところ、pamlico君には不眠不休で働いてもらうような労働条件を適用しています。
  7. june 1998