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SqueezeboxとSlim Server (2007/1)

mac miniでNicecastを動かしているのでこれでストリーミングされているのですが、これではPCなどがないと聞くことができません。以前からLibretto70でストリーミングを受信し、その音をアンプに流してスピーカら聞くという普通のオーディオ環境との結合はできていました。しかし、Libretto70が省電力モードに入ったり、一旦ストリーミングが切れると、今は懐かしい上蓋の表面にある「グリグリ」でマウスカーソルを操作して…といった事が必要になり居間でやるには煩わしくてあまり使っていませんでした。
そういうわけで、何かいい道具立てはないものかと探していたら、Slim Devicesという会社のSqueezeboxという製品を見つけました。
これは、有線/無線LANでインターネット接続し、出力はアンプへ普通のRCA(ピンジャックでつなぐ)やデジタルの光でつないでインターネットラジオを聞くという機器です。インターネットへは、これ自体が直接SqueezeNetworkというサービスを使ってインターネットラジオ局へ接続できますし、あるいは自宅のコンピュータへSlim Serverというソフトを入れ、これ経由でインターネットラジオ局へ接続する事もできます。
我が家は既にmac miniのサーバなどが常時動いていますから、後者の方法を採りました。
とにかくまず、Squeezeboxをamazon.comより購入。本体は今は円安なので35,000円ほど+輸送コストが7,000円位かかったので、結構高い買い物になりました。しかし本体は実に小型軽量でちょっとした横長のデスクカレンダーのサイズです。付属しているリモコンとSqueezeboxのLCDパネルを見てLANの設定を行います。
一方、Slim Serverをインターネットサイトからダウンロードしてmac miniへインストール。このソフトは他にLinux用とWindows用があります。インストールしてブラウザでhttp://localhost:9000を指定すると、左にSlim Serverの設定、右に接続しているSqueezeboxの設定フレームのあるページが表示されます。Squeezeboxの設定はリモコンでもできるので主に左側のフレームを使います。すでにmac miniではiTunesでプレイ中の音をNicecastでストリーミングしていますから、SqueezeboxでもiTunesを使えるように「メニュー」-「サーバーセッティング」-「Basic Settings」ぺージにある「iTunes」で「iTunesを使用する」にチェックを付けます。このページでは「言語」を「日本語」にすることもできます。更に「メニュー」-「サーバーセッティング」-「iTunes」ぺージでiTunesの設定ができますが、特にいじくる必要もないようです。これでiTunesのプレイリストがSqueezeboxのパネルに表示され選択できます。
これができれば別にNicecastのストリーミングを聞ける必要はないのですが、もう一台のLinuxマシンのIcecast+shoutのストリーミングも捨てた訳ではないので、これらを聞くには、Squeezeboxの電源を入れておいて、「メニュー」ページの「インターネットラジオ」にある「Tune In URL」をクリックします。そうすると表示されるページの「RADIO URL」に追加したい自分のサーバのURLをhttp://xxxxxxxx:xxxxといった形式で入力し右の「Tune In」ボタンを押します。これで聞くことはできるのですが、「Favorites」に登録するといった事は正式にはサポートしていないようです。