即成院二十五菩薩お練り供養法要
平安時代末期よりおこった仏教の来迎思想、阿弥陀如来及び二十五菩薩が極楽浄土の世界から現世に来迎して、人々を浄土へ導く姿を具体化した仏教行事で、毎年10月の第3日曜日に、即成院(東山区泉涌寺山内)において行われている。
(即成院のサイトより)
本堂と地蔵堂を結ぶ木橋の準備中。
地蔵堂には宝塔が準備されている。
本堂では行者さんが待機中。
吹流しの上には那須与一の墓がある寺に相応しく扇子が。
お練り
一回目の行き 行者、稚児が本堂(極楽浄土)から地蔵堂(娑婆)へ。
一回目の帰り 献花、献供を受け取り地蔵堂から本堂へ戻ります。
二回目の行き 散華をしながら本堂から地蔵堂へ。
二回目の帰り 百味のお供えを持って地蔵堂から本堂戻る。
三回目の行き いよいよ、空の輿に続き二十五菩薩が本堂から地蔵堂へ。阿弥陀如来は本堂で待っています。
三回目の帰り 宝塔が入った輿を稚児が持ち、
その後ろを二十五菩薩が地蔵堂から本堂へ。
極楽の舞
観世音菩薩、大勢至菩薩による極楽の舞。
画面を横切る赤、白、緑などのテープは阿弥陀如来の手から橋にまで伸びていて、信者は橋から下がった紐により間接的に阿弥陀如来とつながる事になる。
録画:2009年10月18日