東京赤坂豊川稲荷別院
2012年4月
豊川稲荷東京別院は青山通りと九郎九坂の角が入口。(青山通り側からも入れる。)
稲荷と言えば伏見が本家かと思ってしまうが、伏見稲荷の祭神は本社三座の
愛知県豊川市にある豊川稲荷は曹洞宗の圓福山豊川閣妙厳寺というお寺で、ここはその東京別院。豊川の妙厳寺は1441年(嘉吉元年)に東海義易が開山、本尊は千手観音で、鎮守として
吒枳尼天は白狐に乗った女神で、その狐が神仏習合でお稲荷さんに結びついて、こちらも豊川稲荷と呼ばれるようになった。
ここ東京別院は大岡越前守が信仰していた像を祀っている。もっとも吒枳尼天の「ご真影」は見ることができても「像」というのは寡聞にして見聞きしたことがない。
本殿
大岡廟
奥之院
開けっぴろげで庶民信仰Welcomeの境内で、この奥之院だけは外装が派手な割りには閉ざされた空間になっている。
奥之院、三神殿、霊狐塚の参道や周囲は紅白の千本のぼりが目白押し。
霊狐塚
三神殿
身がわり地蔵
融通稲荷尊天
10円融通してもらっても…なんて文句を言ってはいけないんでしょうね。
弁財天、叶稲荷尊天
七福神
三神殿の裏側。
見た目でわかるように、比較的新しそうで、ちょっとご利益を期待しにくい。
子宝観音
境内の左端。これも、比較的新しそうで、ちょっとご利益を期待しにくいが、左側の石灯籠の傘の大きさが面白い。
大黒堂
その他、境内色々
家元屋は境内西の豊川文化会館に三軒並んだ店の内の一軒。
奥之院の右に百度石。
結論として、豊川稲荷は伏見以上に狐だらけで、本殿の中以外に吒枳尼天の気配は感じられませんでした。
動画で境内を一周。
15分ほどかかります。