興福寺
「第1期興福寺境内整備事業」が平成十年~三十五年の25年間という事は第2期とか第3期もあるという事だろうか。確かに南大門、講堂、西金堂とか回廊とか、経蔵、僧坊、更には築地塀など、失われた建築はいくらでもあるので一世代では終わりそうもない。サグラダ・ファミリア(1882年着工・2026年完成予定)ほどの長期プロジェクトではないのかもしれないが…
中金堂は平成三十年(2018年)完成予定。
東金堂
国宝の五重塔
室町時代の再建。東寺の五重塔に次ぐ50.1mの高さ。
北円堂
西金堂跡
南円堂
天平寶宇八年?頃、風は無いが樹木が倒れ、突然水が噴き出して大穴を開け石垣が崩壊するといった魔障が起こった。ある僧が「月の字は水に縁ある為なり」という霊夢を見たので、南大門の「月輪山」という山号を書いた扁額を外したら収まったという。その額が埋めてあるという塚。
三重塔