常滑やきもの散歩道Aコース
常滑の焼き物の歴史は、
常滑焼は、近世は甕(瓶)が主体、近代以降に急須とそれから明治末頃からは土管。原料に含まれる鉄分が発色した赤物と言われる朱泥急須から、常滑焼は赤茶色というイメージが浸透している。
陶栄窯という登窯。国の重要有形民俗文化財
1887年頃に作られ1974年まで使われていたという。
最初の登窯は19世紀前半に鯉江方救によって造られた。
ギャラリー雄
二階の窓から招き猫が招いている。
招き猫をあちこちに見るが、あくまでも常滑は招き猫の生産地という位置づけになる。一般的な招き猫のバリエーションが揃っているが、発祥の地とされる豪徳寺の招き猫とは顔が違っている。さっぱりとした姿の豪徳寺の招き猫の方が好きだな。
完成品はトンネルを通り港まで運ばれた。廻船問屋瀧田家が船で主に江戸に運んびで売りさばいた。名鉄空港線が通っているあたりは海だったという。トンネルは埋まっているらしく、入り口も私有地内で見ることが難しいとか。
この金魚鉢は優れたアイデアだ。
まさか土管だけで建物を支えているのではないだろうが、端に並べられた土管は、緩い坂に沿って大きさが変わってゆく。
煙突の頂上に生えた木。
イタリアのサン・ジミニャーノの塔と比べるのは酷だが、レンガの煙突が並んだ独特な景観は珍しい。