龍泉寺
龍泉寺口バス停から坂道を上がる。
まず、意外にも南無大師遍照金剛とお大師様に出会う。
ここを左に上ると御嶽神社。
龍泉寺が庄内川の対岸の春日井、小牧方面を見渡せる地点であることが下の地図からわかる。
弁財天
右側の門から入るのが正しいルートか。
松洞山大行院龍泉寺は寺伝では最澄が開き馬頭観音を本尊とした。一方、空海も熱田の八剣のうち三剣をここに埋納し、熱田の奥の院といわれるという。説話集『沙石集』の「依藥師觀音利益命全事」*1に、承久の乱で後鳥羽上皇方について
仁王門は慶長十二年(1607)の棟札がある。
多宝塔は長久手の戦いで焼失し、慶長三年(1598)に再建が開始された。中には阿弥陀如来坐像が安置されている。
鐘楼。上がると眺めがよさそう。
明治三十九年(1906)放火で焼失、明治四十四年(1911)に再建。妻入りで神社っぽい建物。
「柏手を打ってお参り下さい」が面白い。
宝物館である龍泉寺城と本堂裏の展望台は
日曜祝祭日のみ開く。
名古屋牛馬畜産組合関係者の銅像が二体。ご本尊の馬頭観音繋がりで信仰されていたのだろう。
石仏もほぼすべて馬頭観音。
神明神社
拝殿もある神明神社。
神明社と右に秋葉社
少し離れた右に津島社
御嶽神社
お稲荷さんのお塚つながりで霊神碑には関心があったが、こういう場所で見るとは思わなかった。
御嶽教の先達のお塚が並び立つ。福寿講という講が旧吉根村にあったらしい。
豊田市野口埜神社(野神社)
豊田市野口町
名鉄三河線廃線区間
- *01 国文学研究資料館所蔵和古書古典選集本文データベース(http://base1.nijl.ac.jp/~selectionfulltext/)