亀岡市宮前町猪倉 篠葉(ささば)神社
神社は左の道の先。石段は谷性寺
谷性寺の石垣沿いに進む。
祭神は、彦火々出見命、大山祇命、野椎命
篠葉大明神
『南桑田郡 神社明細帳』(歴彩館にある複写本)によると、境内社は八幡神社、宇賀神社、秋葉神社の他に山神社が三社あり、計六社となっているが、文字が薄くなっていて判読不能が多い。
秋葉社
左(伊勢)内宮社
彦火々出見命は、いわゆる山幸彦
八幡宮
清瀧山谷性(こくしょう)寺
篠山街道(国道372号)から、この寺へ来る道の途中に「ききょうの里」という施設があり、6月下旬から7月下旬に開園される。
なぜここにあるのかわからないが明智光秀首塚
明智山門
亀岡市柳町にあった西願寺から移されたものという。
桔梗の紋
輪宝紋
昭和61年建立の七重石塔
亀岡市千代川町千原安田 藤越神社
祭神は野椎命、「古事記」の「次生野神 名鹿屋野比賣神 亦名謂野椎神」
この「由緒」は面白い
お稲荷さんの狐が幾つか並んでいた
亀岡市篠町森山先 村山神社
鳥居をくぐってすぐ右の百太夫社(民間芸能者の神)
参拝順路は右へ
池の中央に厳島社
石段が二つある。右から上れと書いてある。
同規模の本殿と八幡宮が並んでいる。どっちがどっち?
向かって左側
向かって右側
広田社
天皇社 仲哀天皇を祀る
左奥に境内社五社
右から稲荷社、天満宮社、大国主命
野々神、愛宕神
野々神社 篠町柏原野々神という地名があるが関係は?
歴彩館で見た『神社明細帳』によると、野々神社の祭神は軻遇突智(カグツチ)命となっている。イザナミの死因となった火の神で、転じて火伏せの神として祀られている。境内社五社が並んでいるところから、どこかから移されたと考えられる。その際に『紀』からの神号が付けられた可能性が高い。しかし、仮にそうだとしても、野神であれば、一般的に『紀』に依るならば草祖草野姫、『記』ならば篠葉神社や藤越神社のように野椎命とするはずなので、この野々神社は野神とは無関係なのかもしれない。
厳島社の南に池がある。