丹生谷
長浜市余呉町菅並
六所神社
六所神社の野神
東林寺
六所神社
塩谷山洞寿院護国禅寺
余呉町菅並
曹洞宗の禅道場の寺。冬はさぞかし雪が深く寒いだろう。
応永十年(1403)に如仲が開山した。
山号の塩谷山は十一面観音菩薩が本地の白山妙理権現より塩泉を施されたという伝承に由来する。
後で考えたら「湖北の観音」を探訪するつもりで訪れたのに聖観音菩薩像を拝観していない。ご住職のお話の中でも触れておられなかった。
内陣の左側に大日如来など、多くは周辺の真言宗系の寺院から移されたらしい仏像が並んでいて、それらを拝観して帰ってきた。
上丹生薬師堂
余呉町上丹生
薬師堂と言ってもかつての山車の収蔵庫。建物自体は宝永五年(1708)に建てられた桁行七間、梁間三間の細長い建物。仏堂としては流用だからやむを得ないが、切妻の建物に妻入の入口という形態になっていて、細長い建物の一番奥に厨子がある。
茶わん祭はここらに陶工がいて、陶器を奉納したのが始まりという。10m位の高さの三角に組んだ支柱に人形などを付けた三基の山車が出る。神輿などの行列もなかなか華麗な祭り。
仏像がいっぱいあるが、国の重文になっている薬師如来立像は秘仏で50年に一度しかご開帳されない。墨書銘があり建保三年(1215年)に造られたもの。お前立の坐像は平安時代後期の作と推定される県指定有形文化財。日光・月光菩薩像は応永二十七年(1420)修理銘があり、それ以前の作となる(平安時代後期か)。四天王のうち持国天と多聞天像、更に十二神将像と、かつては真言宗の寺院があったかと思わせる。
お蚕さんの病気封じに絹糸で作った毬と、
子供の歯痛の時に噛ます箸
目耳鼻口の病封じの穴あき石と
女性が病気快復祈願に供えた髪の毛
薬師如来縁起
お経の板木
梁間三間
八幡神社:薬師堂が別当寺だった。
桁行七間
上丹生の野神さん
しかし、祠の後ろに県指定自然記念物の欅らしき木は見当たらない。