阪 堺 電 気 軌 道 を 訪 ね て
- そ の 2 -
住吉は、天王寺駅前-住吉公園間の上町線と恵美須町-浜寺駅前間の阪堺線が交差するところです。住吉大社の真ん前を走ります。
初詣準備態勢に入っている住吉大社前を行くレトロな車両。
(ここだけは2002年12月23日撮影)
住吉公園駅へ入る上町線の電車。
住吉公園駅は、高架の南海電鉄南海線住吉大社駅の脇にあります。
阪堺線住吉鳥居前までは50メートルくらいで、なんでこんなそばに二つも駅があるの?って感じの距離です。
一方、阪堺線は住吉鳥居前より南は再び専用軌道となります。
我孫子道には、車庫と本社があります。この先、大和川を渡ると堺市に入り、別料金になります。
帰りは天王寺行きへ乗ります。
阪堺電車の駅は専用軌道の部分でも余りに町並みにとけ込んでいるので、このようにホームからそのまま建物の中に入れたりしてしまうのです。ホームに喫茶店の入り口がある駅すらありました。
天王寺のターミナルです。最近は列車の長編成化で減ってしまった
・降車位置に止まってお客を降ろし
・前進して乗車位置でお客を乗せる
という関西の私鉄で多く見られる方法です。
乗車ホームと降車ホームが左右に分かれているので、人の流れをスムースにするという効果はないようですが。この駅、車の立場からはホントに交通の邪魔に見えるでしょうね。これで良いのですよ。