甲南駅の一帯
草津線は貴生川から先、柘植まではICOCAが使えないし電車は一時間一本しか来ないので、しっかりスケジュールを作って出かける必要がある。
以下は、2014年9月27日開催の「探訪【近江水の宝】杣の里をゆく-矢川神社・矢川津-」のコースに従っています。
大神宮(伊勢神宮)常夜燈。伊勢街道の面影がない拡幅された道路脇に移設されている。
飛び出し坊やも甲賀忍者。甲賀駅周辺でも見かけたが、こちらの方はゆるきゃらでもある「にんじゃえもん」の絵を使ったプロ仕様。
新宮城跡
枡形虎口
水場の池が見える。
堀切は草木がないとかなり深い。
望月城址
竹中城址
杉谷川と杣川の合流地点。杉谷川の上流から切り出された木材が流されて、杣川の矢川津で集積されたのではないかという想像をさせる。
ここらに矢川津があったのではないかという、矢川神社参道の延長線上あたりの杣川河川敷。
矢川橋北詰にある天保義民メモリアルパークのオベリスク。
和菓子屋さん「菓子龍老舗」
矢川神社へ
杣の六地蔵の第三番「地蔵堂」
甲南ふれあいの館
昭和三十年代まで使われていた製材用の前挽鋸の展示が充実している。
「近江甲賀の前挽鋸製造用具及び製品」として国の重要有形民俗文化財に指定されている。
ここにも出土木材が保管されている。屋内なので少しは保存環境としては良いのかもしれないが、朽ちるにまかせた状態は新治のものと同様。
浄福寺
最澄が比叡山の根本中堂を立てる材を求めてやってきて紫雲たなびくこの地に寺を開いたという伝承の天台寺院。
本尊は十一面観音だが「座像」というのが珍しい。33年に一度しか開帳されない。前回は2008年に開帳された。