若草山登頂記
春日大社側の南ゲートから入山する。
社のある野上神社と割れた岩だけの石荒神社
野上神社
牛墓
線刻の地蔵尊に「南無春日大明神」
若草山は下から一重目、二重目、三重目(山頂)の三重構造になっている。
実は三重目の山頂へは新若草山ドライブウェイで北側から車で上がれる。山上の寺社でよく経験する反則技だ。
また、三重目は手前の二重目が視界を遮って、麓の東大寺などは見えない。
鶯塚 古墳
左下の説明では前期古墳としているが、恐らく中期の前方後円墳。墳丘長103mで頂上の円墳部から見ると確かに前方後円墳だとわかる。
円墳部には「鶯陵」の石碑
三等三角点
円墳部から方墳部の眺め
二重目越しの市街の眺め
観光的な展望には一重目で十分です。
二重目から山頂を望む。
平城旧跡方面の眺め
前方後円墳の全景を見るなら二重目か
手向山八幡宮の南にある北ゲート付近の麓からの眺め。
この先、北ゲートからのコースは一重目までは眺望がない。
東大寺と春日大社・興福寺との間の非武装中立地帯という感じで樹木がない山。毎年1月第4土曜日に行われる山焼きは両者の境界についての相論に起源があるという説もある。