山手ハリストス正教会
【各地のハリストス正教会】
ニコライ堂
函館ハリストス正教会
京都ハリストス正教会
杉並区大宮前体育館
天祖神社
荻窪八幡神社
天正一八年(1590)の関東移封で徳川家康が江戸に移った後に、荻窪村は東西に分割された。江戸城には東の下荻窪村の方が近いのだが、京都に近い西半分が「上」になった。律令制以前からの命名基準が踏襲されている。
源頼義・義家・頼朝に次いで東京の伝承に登場することが多いのは、平将門と太田道灌といったところか。「道灌」と聞くと太田酒造の酒を思い浮かべてしまうが、近江草津宿の太田家は太田道灌の子孫が移ってきたようで、太田道灌の出身地というわけではない。
法光山妙正寺
日蓮宗寺院は、天部だけでなく多くの諸尊を勧請しているのが興味深い。妙正寺は文和元年(1352)、千葉県市川市中山にある法華経寺の三世日祐(1298-1374)が、妙正寺池のそばに三十番神堂を建てたのが創始とされている。三十番神は日替わりで国土と民を護ってくれる神様達。
ここの三十番神は右下の石碑によると、天照皇大神、八幡大神、春日大明神、熱田大明神、諏訪大明神、廣田大明神、氣比大明神、氣多大明神、鹿島大明神、北野大明神、平野大明神、大比叡大明神、小比叡大明神、聖真子大権現、客人大権現、八王子大権現、稲荷大明神、住吉大明神、祇園大明神、赤山大明神、健部大明神、三上大明神、兵主大明神、苗鹿大明神(那波加神社)、吉備大明神(吉備津神社)、江文大明神、貴船大明神、加茂大明神、松尾大明神、大原大明神。旧暦なので三一番の明神はいません。