東黒田
東黒田村は、昭和三十年に柏原村、大原村と山東町を構成する村の一つ。東海道線近江長岡駅周辺。
長岡
長岡神社
ゲンジボタルで有名な天野川の対岸より見た長岡神社。
長岡神社の現在の祭神はスサノヲ。
県指定自然記念物のイチョウと、その少し後ろに市指定天然記念物らしい欅の大木も見える。
左上の由緒等が書いてある説明の最後ある「公孫樹」は、イチョウの木のことだろうか。
西福寺はこちら。
ルッチプラザへの道にある祠。長岡の野神さんはこちらへ。
西山
王街道塚古墳と書いた石柱が立つ一画。西山の欅は市指定天然記念物。
八幡神社
右上に説明があるように、豊臣秀吉が植えさせたとされる樹齢400年以上という杉が狭い石段両側に並び聳えている。
恐らく鎌倉時代に創建された神社。西山の野神さんはこちらへ。
観音堂
恵心僧都作と伝えられる平安時代の優しい雰囲気の十一面観音菩薩立像を祀る。
加勢野
県道244号(大野木志賀谷長浜線)が集落の真ん中を東西に横切る。
西の飛び地に光明院という真言宗寺院がある。
加勢野の野神さんはこちらへ。
蛭子神社
加勢野に囲まれているが、この神社は志賀谷に属するらしい。祭神はオオナムチ(大国主)。大国主命は大黒天と習合する。
「ひるこ」と読むべきなのか「えびす」と読むべきなのか不明だが、地元の人には「えびすじんじゃ」と言って通じた。
志賀谷
松楽院
志賀神社の社殿と並ぶ松楽院は、近世までは志賀神社(当時は志賀江安房倉社か)の神宮寺/別当だったのかもしれない。
宝篋印塔は中世のもので志賀江安房倉社創建の時代にまで遡るものかもしれない。
志賀神社
志賀神社は2月に行われるオコナイの舞台となる。志賀谷の野神さんはこちらへ。
神明社;
多度社
「祭神は天照大神と譽田別尊。正治元年(1199)摂津国武庫の廣田神社の神(アマテラス)を勧請し、志賀江安房倉社と称した。八幡宮大神(譽田別尊=応神天皇)と共に、二社を建て、氏子も二分し、各崇敬篤かったが、近古両社の氏子、競争の幣を生じ、明治二十五年、是れを一社に合祀し、志賀神社と改称した。」といった内容が書いてある。
落ち着いた雰囲気の集落内。
馬塚古墳。石柱の場所が古墳という意味なのだろうか?
西代遺跡
時重遺跡
北方
集落の南には北方田中遺跡がある。奈良時代末から鎌倉時代にかけての遺物や遺構が発掘された。掘立柱建物16棟、四脚門1棟などから、400年以上維持された建物群は「郷長クラスの館跡」(滋賀県教育委員会・(財)滋賀県文化財保護協会『ほ場整備関係遺跡発掘調査報告書 XH-6』1985))ではないかと推定されている。
春日神社・愛宕社
2018年6月29日の竜巻では、通来寺も被害を受けられました。
その後の大雨で更にご苦労されたと思います。謹んでお見舞い申し上げます。
大谷派の通来寺(上・左下写真)と本願寺派の円覚寺(右下写真)と真宗寺院が隣あって建っている。
三島池
伊吹山は中腹から上に雲がかかってしまっていた。
三島神社
石灯籠の遠景
都久夫須麻神社
鳥については全く疎いが、マガモだろう。上の「三島池のガモ及び生息地」の説明に書いてあるように、ここはマガモの自然繁殖南限地とされ、県の天然記念物になっている。
大野木(ここは旧柏原村)
共同墓地近くの馬頭観音
大野木の野神さんはこちらへ。